項目 | 通 信 方 法 | 留 意 事 項 |
呼 出 し 及 び 通 信 の 開 始 | ○ 普通通話の呼出し 1(自局の呼出名称)から 1回 2 相手局の呼出名称 1回 (又は識別名称) ○ 指令通信の場合 1(自局の呼出名称)から 1回 2 相手の呼出名称 1回 (又は識別名称) 3 通信事項 2回 | 1 通信開始前の注意 通信を開始しようとするときは、他の通信に混信を与えないかどうかを確かめ、もし混信を与えるおそれがあるときは、その通信が終了した後でなければ通信を開始してはならない。 2 識別名称
区 分 | 内 容 | 各 局 | 同一通信系を構成する無線局の全てを呼び出す場合 | 各移動 | 同一通信系を構成する移動局の全てを呼び出す場合 | 各 隊 | 同一通信系を構成する移動局のうち災害出動中の移動局の全てを呼び出す場合 |
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| | (注) 特定地域の無線局の全てを呼び出す場合は識別名称に地域名を冠する。 |
呼 出 し の 中 止 等 | 混信を与える無線局の呼出名称が判明している場合 1 混信を与える無線局の 呼出名称 1回 2 しばらく待て 1回 混信を与える無線局の呼出名称が不明な場合 しばらく待て 1回 | |
応 答 | 通信指令課の呼出しに対して応答する場合 1 相手局の呼出名称 1回 2 どうぞ 1回 | 直ちに応答できない場合は、「どうぞ」に変えて「しばらく待て」を送信する。 |
不 確 実 呼 出 し に 対 す る 応 答 | 1(自局の呼出名称) です 1回 2 更にどうぞ 1回 | 1 自局に対する呼出しであるが、呼出しを行った無線局の呼出名称が不明である場合は応答するものとする。 2 自局に対する呼出しであることが明らかでない呼出しを聴取したときは、それが反復され、かつ自局に対する呼出しであることが判明するまでは応答しないものとする。 |
通 話 の 送 信 | | 1 通話の送信速度は、日常会話における速度を標準とする。 2 通話は、簡潔に行うこと。 3 急を要する通話であって、相手局の受信が確実である場合は、応答を待たずに呼出しに続けて通話の送信を行うことができる。 4 呼出しに対する応答があった場合は、相手局から「しばらく待て」の送信があった場合を除き、直ちに送信を行わなければならない |
通 話 の 解 信 | 受信局が単数の場合 了解 1回 受信局が複数の場合 1 自局の呼出名称 1回 2 了解 1回 | 1 通話を受信したときは、折り返し解信を行わなければならない。 2 受信局が2以上ある場合は、通信指令課の指示により行わなければならない。 |
再 送 要 求 | 更にどうぞ 1回 | 通話の内容が不明の場合、再送の要求を行う。 |
解 信 の 要 求 | 受信局が単数の場合 了解かどうぞ 1回 受信局が複数の場合 1 相手局の呼出名称 1回 2 了解かどうぞ 1回 | 通話の送信終了後、5秒以上経過しても受信局が解信しないときは解信要求を行う。 |
通 信 の 終 了 | 以上「自局の呼出名称」 1回 | 通信の終了は呼出しを行った無線局が行う。 |