○浪江米生産意欲向上支援緊急対策事業補助金交付要綱
(令和4年4月1日告示第41号)
(目的)
第1条　この要綱は、令和3年産米の大幅な米価下落により、著しく低下した農業者の生産意欲と経営安定の向上を図るため、水稲種子の購入費用について、町内で作付けを実施する農業者に対し、予算の範囲内で浪江米生産意欲向上支援緊急対策事業補助金（以下「補助金」という。）を交付することについて、浪江町補助金等の交付等に関する規則（昭和60年浪江町規則第12号）及び浪江町補助金交付要綱（昭和60年浪江町訓令第10号）に定めるもののほか、必要な事項を定めるものとする。
[浪江町補助金等の交付等に関する規則（昭和60年浪江町規則第12号）] [浪江町補助金交付要綱（昭和60年浪江町訓令第10号）]
(補助金の交付対象者)
第2条　補助金の交付を受けることができる者は、水稲種子を購入する農業者とし、かつ、町内で作付けを実施する農業者とする。
(補助金の額)
第3条　補助金の交付額は、種子購入費1kg当たり45円を定額とする。ただし、10a当たり種子量4kgを上限とする。
(補助金の交付申請)
第4条　補助金の交付を受けようとする農業者（以下「申請者」という。）は、浪江米生産意欲向上支援緊急対策事業補助金交付申請書（様式第１号）を町長に提出しなければならない。
(補助金の交付決定)
第5条　町長は、前条の規定による補助金交付申請書の提出があったときは、速やかにその内容を審査し、補助金の交付の可否を決定するものとする。
2　町長は、前項の規定により補助金の交付の可否を決定したときは、浪江米生産意欲向上支援緊急対策事業補助金交付決定通知書（様式第2号）又は浪江米生産意欲向上支援緊急対策事業補助金不交付通知書（様式第3号）により当該申請者に通知するものとする。
(状況報告又は調査)
第6条　町長は、補助金交付に関し必要があると認めるときは、申請者に対し報告を求め、又は調査することができる。
(実績報告)
第7条　申請者は、補助事業が完了したときは、速やかに、浪江米生産意欲向上支援緊急対策事業補助金実績報告書（様式第4号）を町長に提出しなければならない。
(補助金額の確定等)
第8条　町長は、前条の実績報告書の提出を受けたときは、その内容を審査し、適当と認めるときは、交付すべき補助金額を確定し、浪江米生産意欲向上支援緊急対策事業補助金確定通知書（様式第5号）により申請者に通知するもの　とする。
(補助金の交付請求)
第9条　前条の通知を受けた申請者が補助金の請求をしようとするときは、速やかに浪江米生産意欲向上支援緊急対策事業補助金交付請求書（様式第6号）を町長に提出しなければならない。
(交付決定の取消し)
第10条　町長は、申請者が次の各号のいずれかに該当すると認めるときは、補助金の交付決定の全部又は一部を取り消すことができる。
(1)　この要綱の規定に違反したとき。
(2)　交付決定に付した条件に違反したとき。
(3)　偽り又は不正な手段により補助金の交付を受けたとき。
(4)　その他町長が補助金の交付を適当でないと認めたとき。
2　町長は、前項の規定により補助金の交付決定を取り消したときは、浪江米生産意欲向上支援緊急対策事業補助金交付決定取消通知書（様式第7号）により申請者に通知するものとする。
(補助金等の返還)
第11条　町長は、前条の規定により補助金交付決定を取り消した場合において、当該取消しに係る補助金を既に交付しているときは、当該申請者に対し浪江米生産意欲向上支援緊急対策事業補助金返還命令書（様式第8号）により、期限を定めてその返還を命ずるものとする。
(補助金の経理等)
第12条　申請者は、補助金に係る経理について他の経理と明確に区分した帳簿を備え、その収支の状況を明らかにしておかなければならない。
2　申請者は、前項の帳簿及び補助金に係る証拠書類を補助金の交付を受けた日の属する会計年度の終了後5年間保存しなければならない。
(その他)
第13条　この要綱に定めるもののほか、必要な事項は、町長が別に定める。
附　則
この要綱は、公布の日から施行する。
様式第1号(第4条関係)
様式第2号(第5条関係)
様式第3号(第5条関係)
様式第4号(第7条関係)
様式第5号(第8条関係)
様式第6号(第9条関係)
様式第7号(第10条関係)
様式第8号(第11条関係)