(2) 課長事務分掌規則上での課長の職責は、「上司の命を受けて所管事務の基本方針の目標に基づき基本計画を策定し、業務の進行を管理し、及び所属職員を指揮監督する。」とある。
課長は、部長の策定した基本方針及び目標を正確に理解し、その方針及び目標に沿って所管業務を適切に効率良く実施するための計画を立てるのが、課長の職責である。
したがって、課長は部長の意思を忠実に理解したうえで計画を立て、その計画の実施に当たり適切に処理するよう部下に方針、計画概要、実施方法等を正確に指示しなければならない。
また、課長は課に属する各係の総括責任者として、所属職員を指揮監督する立場にあり、計画した業務の円滑な実施及び成功のために、常に部下の行う業務の進行管理をし、状況によって修正、助言等の指導をしなければならない。