北見市名誉市民条例

○北見市名誉市民条例

(平成18年3月5日条例第5号)

第1条　この条例は、市勢の振興、社会文化の興隆に多大の貢献があり、その功績が卓絶で市民から深く敬仰されている者に対し、その栄誉をたたえ、功績を顕彰することを目的とする。

(名誉市民の資格要件)

第2条　本市の市民又は本市にゆかりの深い者で、市勢の振興、社会文化の興隆に寄与し、市民が郷土の誇りとし、かつ、深く尊敬に値すると認める者に対しては、この条例の定めるところにより北見市名誉市民(以下「名誉市民」という。)の称号を贈る。

第3条　名誉市民は、市長の推薦により、議会が決定する。

(特典及び待遇)

第4条　名誉市民に対しては、次に掲げる特典及び待遇を与えることができる。

(1)　市の行う式典への招待

(2)　死亡の際における相当の礼をもってする弔慰

(3)　その他市長が必要と認める特典及び待遇

2　前項の特典又は待遇については、時宜に応じて市長が議会の同意を得て定める。

(名誉市民章)

第5条　名誉市民に対しては、名誉市民章を贈る。

(資格の取消し又は停止)

第6条　名誉市民が本人の責めに帰すべき行為により、著しく名誉を失墜し、市民の尊敬を失ったと認めるときは、議会の議決により名誉市民であることを取り消すことができる。

2　名誉市民であることを取り消された者は、その取消しの日よりこの条例によって与えられた特典又は待遇を停止するものとする。

(特別名誉市民)

第7条　市長は、第2条及び第3条の規定にかかわらず、本市との友好親善のため特に貢献のあった外国人に対し、北見市特別名誉市民(以下「特別名誉市民」という。)の称号を贈ることができる。

2　特別名誉市民に対しては、特別名誉市民章を贈る。

第8条　この条例の施行に関し、必要な事項は、市長が定める。

(施行期日)

1　この条例は、平成18年3月5日から施行する。

(経過措置)

2　この条例の施行の日の前日までに、合併前の北見市名誉市民に関する条例(昭和36年北見市条例第18号。以下「旧北見市条例」という。)、端野町名誉町民条例(昭和41年端野町条例第10号)、常呂町名誉町民条例(昭和35年常呂町条例第2号)又は留辺蘂町名誉町民条例(昭和34年留辺蘂町条例第15号)の規定により名誉市民又は名誉町民の称号を授与された者はこの条例に基づき名誉市民となった者と、旧北見市条例第7条の規定により特別名誉市民の称号を贈られた者はこの条例に基づき特別名誉市民となった者とみなす。