(昭和45年7月10日制定)
わたくしたちは、たくましい開拓者精神をうけつぐ美唄市民です。
 わたくしたちのまち美唄は、遠く明治24年、きびしい北国の大自然のなかで、幾多の苦難に耐え、若き国土の開発に当たった屯田兵によって発展の土台がつくられました。
 わたくしたちは、今日の長い歴史のなかに、脈々として流れている先人のたくましい開拓者精神を忘れることができません。
 道央における生産都市として、わたくしたちのまち美唄は、北海道開発の大きな使命をになって、ますますめざましい発展が期待されています。
 わたくしたち美唄市民は、いつそう力をあわせ、このまちに住む人、来る人、育ちゆくもの、みんなのしあわせのために、誇りと責任、そして自信をもってこの「憲章」を掲げ、よりよい美唄をつくるためにつとめましよう。
 心もからだもすこやかに、教養を深めましよう。
 まず、健康第一、強いからだ、豊かな心をやしなおう。
 高く豊かな教養を身につけ、近隣お互いに親しみあおう。
 正しい知識や見聞を広め、豊かな教養を身につけよう。
 正しい判断、思慮深く、適切な行動をしよう。
 未来をひらく子どもたちの健全な育成を図ろう。
 仕事に誇りをもち、明るい家庭を育てましよう。
 働くことに誇りとよろこびをもち、職場の安全に心がけよう。
 仕事の合理化と能率化に努めよう。
 新しい工夫をとり入れ、より高い知識や技術を身につけよう。
 生活の合理化を図り、家庭にスポーツやレクリエーシヨンをとり入れよう。
 家族力をあわせて、家庭の団らんを図ろう。
 きまりを守り、思いやりのある社会をつくりましよう。
 すすんで交通道徳を守り、みんなで交通事故のないまちをつくろう。
 礼儀作法を重んじ、規則正しい生活をしよう。
 時間を守り、迷惑をかけないようにしよう。
 親切をつくし、老人、子どもをいたわろう。
 お互いの立場や、意見を尊重しよう。
 自然を愛し、清潔で美しいまちをきずきましよう。
 ポプラやつつじなど、美唄の木と花を育てよう。
 緑につつまれた環境をつくり、生き生きとしたまちをきずこう。
 公共のものを大切にし、みんなで長く有効に利用できるようにしよう。
 家のまわりや、まちをいつもきれいにしよう。
 自然に親しむ機会を多く持とう。
 若い力を育て、平和で豊かなまちにしましよう。
 家庭、学校、社会が一体となり、創造性豊かな子どもの個性を伸ばしてやろう。
 科学技術を重んじ、合理的、理性的にものごとを考えて実践しよう。
 文化活動を盛んにし、文化、芸術を深く理解しよう。
 文化遺産などを愛護しよう。
 平和な生産都市として、一そうの飛躍を図ろう。